MEO対策!Googleマップ活用で使えるツール6選【2019年8月版】

2019年8月7日

編集部の鶴久です。

店舗運営やローカルビジネスの皆さんには、Googleマップの活用が集客上の重要なデジタル施策となってきました。

※Googleマップの活用は、「ローカル検索」とか「MEO(Map Engine Optimization)」とか、いくつかの呼び名がありますが、この記事では「SEO対策」と同様に「MEO対策」と表記します。

MEO対策で一定の結果を得るには、検索結果の上位3位以内に入る必要があり、そのためには情報のアップデートやコンテンツの追加など、日々の運用や分析業務が発生します。

今回は、そんな業務の効率化を支援してくれるツールを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. Googleマイビジネスチェッカー

店舗の口コミ獲得支援サービスを運営する株式会社cocoが提供する無料診断ツール。自店舗のGoogleマイビジネスが正しく登録されているのか、設定状況をチェックしたいという方は一度試してみると良いかもしれません。

・詳細情報の「サービス」が未設定です。
・写真はストリートビュー以外で20枚以上設定しましょう。
・口コミは最低20件獲得を目指しましょう。

など具体的に改善すべき情報項目をリストアップしてくれますので、自店舗のGoogleマイビジネスの設定改善につなげることが出来ます。

【料金】無料

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2. MEO tracker

MEO対策では、「○○+駅名」などの狙ったキーワードで、検索上位が取れていることが重要です。株式会社プレートが提供する「MEO tracker」は、特定のキーワードでGoogleマイビジネスの検索順位を毎日チェックしたい方向けのツールです。

・日々の検索順位確認の作業を自動化してくれる。
・計測地域と時間指定が可能。

【料金】1,300円〜45,000円/月
※登録キーワード数(10-500)により5段階のプランあり。

10キーワードを試すことが可能な2週間無料体験コースが用意されてますので、管理画面の使い勝手などを確認してみたい方は登録してみると良さそうです。

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3. MEO順位チェックツール - Gyro-n

こちらも、特定のキーワードでGoogleマイビジネスの検索順位を毎日チェックしたい方向けです。様々なwebマーケティングのツールベンダーである株式会社ユニヴァ・ペイキャストのMEO順位チェックツールで、同社のSEOツール「Gyro-n SEO」のMEO機能として提供されています。インバウンドターゲットの店舗には必須の英語&中国語での検索順位計測にも対応しています。

・日々の検索順位確認の作業を自動化してくれる。
・計測地域と時間指定(①深夜〜朝、②昼、③夕方〜夜、の3つの時間帯から指定)が可能。・最大で過去18ヶ月分までGoogleマイビジネス「インサイト」の情報を比較分析(GMBでは3ヶ月分までしか比較できない)。
・英語と中国語(中文簡体、中文繁体)の検索順位計測に対応

【料金】Gyro-n SEOの基本料金(スタータープラン:500円/月 〜)+MEOオプション料金(4,000円/1店舗あたり月額)

Gyro-n SEOの拡張機能として提供されている点が、ややわかりにくいかもしれませんが、2週間無料体験コースが用意されていますので、まずは一度使ってみるのも良いでしょう。MEOだけでなく、WEBサイトのSEO強化にも着手したい方には良いツールだと思います。

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4. ライクルGMB


Googleマイビジネス(GMB)の管理画面がわかりにくい/使いにくいと思ってる方向けのツールです。例えば、写真追加やクチコミの返信は、GMBにログインせず、LINEで行うことが出来ます。また、複数店舗を管理する方向けには、各店舗の情報を一括で更新する機能があります。

【料金】680円/月(スタンダードコースの年間契約料金)
※大規模チェーン店向けには、個別見積もりの「エンタープライズコース」あり。

情報更新が頻繁だったり、店舗数が多くて管理が大変という方は検討してみても良いのではないかと思います(安価ですし)。ただ、GMBの管理画面で特に使いにくさを感じないのであれば、検討不要ですね。

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5. coco

Googleマイビジネスの検索順位をアップするには、口コミ集めが重要ですね。もっと口コミを集めたい!と思っている方向けに、株式会社cocoが提供する口コミ獲得支援サービス「coco」をご紹介します。使い方のイメージは下記の通り。

・店頭接客後に、クチコミ投稿を依頼。電話番号と氏名でクチコミ投稿のURLをSMSで送信。
・来店客はクチコミ投稿のURLから、3ステップでクチコミ投稿が可能。

実際に店頭接客後に、クチコミ投稿を依頼する時のデモ動画がこちら。

【料金】都度見積もり

口コミ獲得は、デジタルだけではなく店舗のオペレーションが絡んでくるので、皆さんけっこう苦労する点だと思います。自店舗のオペレーションに上手くハマりそうであれば、こういったツールを検討してみてはいかがでしょう。

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6. toSTORE

ロケーションベース/O2O/オムニチャネル関連のマーケティング支援事業を展開する株式会社コネクトムが提供する「toSTORE」は、MEOツールというよりも、さらに上位の店舗のデジタルトランスフォーメーションを総合的に支援するプラットフォームのようです。

・多様化するデジタル店舗施策を一括で実行し、マーケティング効率向上にコミットします。
・店舗の来店数・購入率・LTVを効率化するツールです。
・500社以上の実績あり。

toSTOREは、店舗課題の自動特定ツール「analysis.」と、商圏特性に基づいた企画・多様なシーンに対応したFMT&ダイナミックCMS「solutions.」の2つの要素で構成されているようなので、まずは「analysis.」を導入して店舗課題を特定し、「solutions.」で必要な解決策を導入するようなイメージなのかもしれません。

【料金】15万円/月〜
※analysis.は無料版(フリーミアム)あり。フォームで申し込むと営業担当者から連絡が来る。利用期間は3ヶ月。
※solutions.は価格情報なし。

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まとめ

いかがでしたか。
無料期間が設定されているツールも多いので、気になった方は、一度使ってみると良いのではないでしょうか。

その時は、気をつけていただきたいのは、そのツールを使うことで何を解決・改善したかったのか?をある程度イメージしておくことです。そこがぼんやりしていると、そのツールが自社に必要かどうか、判断できなくなりますので(で、実際に必要なさそうなツールに課金しつづけている事例もちょくちょく出くわします・・)。

また、ディレクターバンクでは、WEBマーケティング施策や企画、運用業務をサポートするサービスも提供しています。GMBを自社のマーケティング施策の中で、どう位置づけるべきのか?などのご相談からお伺いすることも可能ですので、お気軽にご連絡ください。

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tsuruhisa

1968年福岡県久留米市生まれ。1991年大学卒業後にディスプレイ業界大手の丹青社に入社。1996年より、当時パソコン通信事業者だったニフティ株式会社に入社。一環して、オンラインサービスの運営部門を担当。2016年、ディレクターバンク設立。取締役/ディレクター。