Web担当者のためのマーケティング・ノウハウガイド

Googleデータポータルの使い方がわかる!おすすめテクニック15選!:2022年10月版

2022年10月6日

「Google データポータル(旧Google データスタジオ)」は、Googleが提供している、様々なデータを視覚化してメンバー間で共有することができる無料のダッシュボードサービスです。
Googleアナリティクスのデータなど、様々な種類のデータソースと接続することが可能で、ひとつのGoogleデータポータルの画面上で複数のデータソースから取得したデータをまとめ、レポートの自動生成をすることができる、とても便利なサービスです。
自動的にデータを取得することができると、

  • 複数の管理画面からCSVデータをダウンロード
  • ExcelやPowerpointで毎回レポートを作る

といった工数が実質ゼロになるので、集客ノウハウガイド編集部も、このWebサイトの実績をメンバー間で共有する際に、Google データポータルを活用しています。

今回はGoogle データポータルをこれから始めようと思っているWeb担当者の方、または基本的な操作はできる中で、更に色々なテクニックを身に付けたい方を対象に、初級編、中級~上級編に分けてGoogleデータポータルの使い方がわかる、おすすめテクニックをご紹介させていただきます。

なお、「Googleデータポータルについてのおすすめ書籍が知りたい」「より詳細な手順が記載されている書籍を知りたい」という場合は、こちらの記事も是非参考にしてください。

初級編:データポータルの基本的な使い方を覚える

Googleデータポータルはデータベースなどから取得したデータを、グラフやランキング形式などの形で、自動的に一枚のダッシュボード上に表示したり、並べたりすることができるサービスです。このようなサービスはBIツール(ビジネスインテリジェンスツール)とも呼ばれることがあります。

GoogleデータポータルはBIツールの中でも基本機能を無料で利用することができ、Googleが提供しているサービスとの親和性が高いため、多くのユーザーに利用されています。

Googleデータポータルの使い方「初級編」として、サービスの概要や基本的なテクニックを解説しているページをご紹介します。

Google公式のデータポータルヘルプページ(動画を見る)

Googleが公開しているヘルプページでは、Googleデータポータルの基本的な使い方に関する動画が6本公開されています。

まだ利用したことがないという方は、このページにある「データポータルの基本操作」という4分59秒の動画を視聴することで、Googleデータポータルがどのようなサービスかを理解することができます。

動画の音声は英語で流れますが、日本語字幕が表示されます。(一部日本語字幕非対応)

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【初心者向け】Googleデータポータルの基本的な使い方|困ったときの対処法も解説

この記事はGoogleデータポータルを初めて知った方やBIツールを初めて利用する方に向けて用語の解説などを加えながら、業務を効率化できるというGoogleデータポータルを使う一番のメリットや、使い方の基本的な流れを説明しています。

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【GA4対応】Googleデータポータルテンプレート|無料テンプレートの紹介や使い方を解説

このページでは、最新の「Googleアナリティクス 4プロパティ(GA4)」にも対応している、Googleアナリティクスに関するアクセス解析用のテンプレート(全8ページ)などが無料で公開されています。

Googleアナリティクスのデータを利用してアクセス解析を行う場合に、0からテンプレートを作成する時間を節約したい方はこちらのテンプレートを利用してみるのはいかがでしょうか。

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【Googleデータポータル×スプレッドシート】連携・レポート作成完全ガイド!接続方法からデータソースの切り替え方法まで詳しく解説

Googleデータポータルとの連携が自動的に行なうことができない場合、一度Googleスプレッドシートにデータを落とし込んで、GoogleスプレッドシートからGoogleデータポータルに接続する使い方が現実的です。

この記事では、リスティング広告のレポートなどをGoogleスプレッドシートにデータをコピーして、Googleデータポータルに連携させるまでの手順と連携の際の注意点などが解説されています。

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【Googleデータポータル×Googleフォーム最強活用術】~ベンチャーの方必見!受注報告を手軽に無料で可視化~

Googleデータポータルの使い方のひとつとして、Googleフォームと連携する使い方も便利です。この記事では、社内の営業メンバーがGoogleフォームを使って営業受注報告を行い、それをGoogleスプレッドシート経由でGoogleデータポータル上で簡易的に受注状況レポートを作る方法が解説されています。

SFAツールを導入するほどでもないベンチャー企業や小さな組織では、まずこれくらいの環境から営業管理を始めてみてはいかがでしょうか。

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1時間でできる!インフォグラフィックづくりで楽しく学ぶGoogleデータスタジオ

Googleデータポータルで作るレポートをインフォグラフィック的な見せ方に編集していくテクニックを解説されています。

1時間ほどの作業で、ダッシュボードの背景を設定したり、静的なコンテンツと動的なコンテンツを組み合わせて表示することで、シンプルなダッシュボードを見栄えしやすいインフォグラフィックに変えることができるようになります。

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データポータルで作るTwitterダッシュボード

Googleスプレッドシートを使ったGoogleデータポータルでのレポートの作り方の一例として、TwitterのアナリティクスデータをGoogleスプレッドシートにコピーしてレポートを自動作成できるようになるまでの手順を解説した記事です。

日毎のインプレッションの推移や、「何曜日の何時頃が一番インプレッションが多いのか」などを自動的に表にすることができ、SNS関連の分析データもこのように一元化していくととても便利です。

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【Googleデータポータル×YouTubeアナリティクス】連携・分析完全ガイド!接続方法からレポート作成、分析、効率化のポイントまで詳しく解説

YouTubeチャンネルを運用する中で、YouTubeのアナリティクスを日々確認作業を煩雑に感じる場合はGoogleデータポータルを使えば、頻繁にYouTubeアナリティクスにアクセスすることなく、必要なデータをチェックすることができます。

また、中級者以上になれば、YouTubeと他のSNSのデータを統合して管理するということも可能になるでしょう。

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中級〜上級編:データポータルをさらに使いこなす。

Googleデータポータルの中で利用できる500種類以上のコネクタを使って、ダッシュボード上にグラフや表を表示させたり、動的な数値表示ができるようになったら、応用編としてさらに使いこなすためのテクニックを学習しましょう。

Google データポータル(データスタジオ)「データを統合」の使い方:複数のデータソースを統合して分析

Googleデータポータル上では、最大5つまでのデータソースを1つのデータに統合させることができます。

この記事では日付を統合させる軸にして、「日毎の平均気温」と「商品の売上」の2つの別々のデータの相関をグラフに表示するような使い方が事例として紹介されています。

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Googleデータポータルで、同じダッシュボード内のグラフをデータ連携させる方法

Googleデータポータルの「グラフインタラクション」という機能について解説しています。

この機能は、同じレポート上のグラフデータ同士を連携させて、「1のグラフのAの項目を選択したら、2のグラフ上でもAの項目だけに絞り込んで見せる」といったフィルタ的なデータの見せ方が可能になります。

Googleデータポータルの操作に長けた上級者向けのテクニックになります。

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【2019年1月ver】GoogleDataStudioで作ったダッシュボード画像をSlackで表示する方法

Googleデータポータルで作ったレポートをSlackで共有する際に、最新のレポート画面のスクリーンショットを画像としてSlack上で表示する方法が解説されています。

URLを加工することで、SlackでURLを共有するときに合わせてサムネイル画像が表示され、クリックすると全体のレポートが表示されるため、情報共有がとてもスマートになります。

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【Googleデータポータル】データを操作可能にする「パラメータ」の使い方。値を動的に変化させて再計算できる

Googleデータポータルの「パラメータ」機能を使えば、会議の中で「利益率が1%上がった場合」などの計算をレポートの値を変更するだけで自動で再計算することができます。

本記事では、そんな便利な「パラメータ」機能の設定方法について詳しく解説されています。

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Googleデータポータルでよく使う関数まとめ【コピペ利用可】

Googleデータポータルの「計算」フィールドで使用頻度が高い関数をまとめた記事です。

条件に合致した場合に任意の結果を返す「CASE」関数や、曜日を表示させる「WEEKDAY」関数など、使い方を知っておくと、より高度でわかりやすいダッシュボードをGoogleデータポータルで構築することが可能になります。

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【Googleデータポータル】Salesforceと連携する方法。コネクタで作成済みレポートを取得する

Googleデータポータルと、CRM/SFAサービスのSalesforceの接続手順について解説されています。

Salesforce用のコネクタが公開されているため、無料でデータポータルと接続することができ、

Webサイトのトラフィック分析だけでなく、営業管理データをSalesforce経由でGoogleデータポータルに取り込むことによって、より複合的な分析が可能になります。

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Google データポータルでInstagram データのレポートを作成

Instagramのアナリティクスデータを取得してGoogleデータポータルと接続させるためには、有償コネクタサービスと契約する必要があります。

この記事は「CData Connect Cloud」というサービスを利用したInstagramとの接続方法について解説しているページになります。

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まとめ

Googleデータポータルは、Googleアナリティクスのデータのみならず、様々なデータを取り込み加工して表示したものをチームメンバーで共有できる便利な無料ツールです。

初心者にとってはデータベースの接続などの設定が難しそうなイメージが先行すると思いますが、公式にコネクタが提供されていない場合はGoogleスプレッドシートにそれらのデータを一旦取り込んでデータポータルで表示させる使い方から始めることが可能です。

Webマーケティング施策のPDCAを回すために必須となる週次や月次の集計作業を省力化して、他の時間がかかる業務に集中することができるよう、ぜひご自身の業務に合わせたダッシュボード作りをGoogleデータポータルで試してみていただければと思います。

ディレクターバンクでは様々な企業のWebマーケティング活動を支援しており、Webマーケティングに必要な施策の代行なども行なっています。

日々のWebマーケティング活動で「思うような成果が出ない」「集計などの業務に忙殺されて人員が足りない」「一緒にマーケティング活動をするパートナーを探している」などお困りの場合は、ぜひ弊社まで一度ご相談ください。


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