Instagramフォロワーの増やし方（インスタグラマーキャスティング編）

編集部の鶴久です。
最近、ディレクターバンク社にもInstagram（インスタグラム）に関するお問い合わせが増えてきてまして、改めてInstagram関連でリサーチする機会が増えてきてます。

先日、Instagramのフォロワー獲得施策として「インスタグラマー」に関して調べていたのですが、意外とまとまった記事が見つからなかったので、その時のメモと参考リンクを今回の記事で皆さんと共有しておこうと思います。

広告代理店やインフルエンサーマーケティング支援企業に依頼するのではなく、自社で探す場合を想定したメモです。以下の４点を意識しながら、探すのがよさそう。

１．普段の投稿内容と投稿頻度
・投稿内容が、自社製品やサービスと親和性あるか？
・投稿頻度は適正か？

２．フォロワー数
・フォロワー数で費用感が決まるので、自社の予算の目安に。

３．エンゲージメント率
・3%くらいで質の高いインフルエンサーと言われているらしい。
・エンゲージメント率が高ければ、フォロワー数が多少少なくても補完可能？

４．フォロワーとのコミュニケーション
・コメント返しをしたり、コメントにいいね返しをしたりしている場合、その人となりが見えるので、自社にあったインスタグラマーかどうかの判断材料になりそう。

同じく自社から直接ＤＭなどで依頼する時の注意点。「インスタグラマー」の多くは、学生さんとか主婦の方や会社員など一般の人（芸能人やメディアの人ではないという意味で）なので、その辺りを意識しておく必要がありそう。

１．「人と人との関係」を築けるように努力しよう。
・初回DMで、いきなりギャラの話をしないほうが良いらしい。
２．積極的に、ネタや情報を提供しよう。
・インスタグラマーのクリエイティビティを発揮してもらうべし。
３．ステマにならないようPRタグを付けてもらう。
・#PRや#ADなどのハッシュタグが一般的？
４．制約をかけすぎない。
・ある程度、

基本的には、「フォロワー数」ｘ「単価」で算出するのが一般的。
今回、チェックした記事の範囲で、具体的に単価が記載されていたのは、以下。
※Instagram限定ではなく「インフルエンサーマーケティング全体の単価感」を含むケースあり。

・広告費の相場は｢1フォロワー=3〜4円｣｢1フォロワー＝2～3円｣という回答が寄せられた
・1フォロワーあたりで計算すると3円〜8円程度
・1フォロワー単価1~2円ほどの印象
・報酬は1フォロワー×1.0円~1.5円程度

その他、商品を無料提供して投稿してもらうケースもあり（この辺りは、昔からあるブログマーケティングと同じですね）。

自社でインスタグラマー探し＆依頼（＆ディレクション）までやるのは大変・・という時は検討してみると良いかも。

１．総合ディレクション型

■ Buzz Reach（株式会社Creative Group）

http://buzz-reach.net/

Buzz Reachにはフォロワー数最低千人から数万人いる影響力あるインフルエンサーが多数所属しています。それぞれのインフルエンサーにはそれぞれ個性や世界観があり、インフルエンサーの数だけクリエイティブな表現や広告が存在します。Buzz Reachのインフルエンサーの中から貴社の商品やサービスのイメージにマッチしたインフルエンサーを確実にアサインいたします。

・インフルエンサーマーケティングサービス（Instagram以外もアリ）
・まずは資料請求（サービス資料とインフルエンサーのリスト）
http://buzz-reach.net/inquiry-list/

■ スナップレイス・タレント（合同会社スナップレイス）
https://snaplace.biz/

インフルエンサーにプロモーション・宣伝のための投稿を依頼することが出来ます。インスタグラマーのフォロワーを中心にサービスや商品の認知度を高めることが可能です。スナップレイス・タレントはニッチでも様々な分野に特化した方が多いため、フォロワー数が多いだけではなく、実際にインパクトのあるプロモーション効果が得られます。

・Instagram専業
・アカウント運用代行やコンテンツ作成、インスタグラマーを対象とした調査・モニターサービスもあり。
・まずは無料相談
https://snaplace.biz/totalrequest/

■ Influencer marketing service（UNITY株式会社）

https://unity-inc.jp/

UNITYは、提携インフルエンサー（インスタグラマー）をキャスティングし、商品・サービスのPRや商品企画を支援するサービスです。ファッション、ビューティー、ヘルシー、ライフスタイルなど、女性に訴求力のあるインフルエンサーを多く提携しております。商品・サービスの特徴に合わせた施策をご提案させていただきます。

・まずは問合せ
https://unity-inc.jp/contact

■ タグピグ株式会社

http://tagpic.jp/

タグピク社では、日本を中心に、国内外の4,500名以上のインフルエンサーをネットワーク化しています。海外の提携先企業が保有するネットワークを含め、アジア圏に存在する約8.4億フォロワー（※フォロワーの重なりを含む単純合算したのべ人数としてのフォロワー数）にリーチすることが可能となっています。ネットワーク内には、美容・ファッション・フード・ライフスタイルなど様々なカテゴリのインフルエンサーが含まれるため、幅広いマーケティングのニーズに対応が可能です。※2018年10月時点

・インフルエンサーマーケティングサービス（Instagram以外もアリ）
・まずは問合せ
https://tagpic.jp/contact/

２．プラットフォーム型

■ ROOSTER（株式会社パスチャー）

http://myrooster.net/client/

SNSマーケティングを専門とする株式会社パスチャーが運営する、インスタグラマーのキャスティングサービスです。ホームページはクライアント用とインスタグラマー用に分かれており、会員登録さえすれば無料でインスタグラマーを検索して選ぶことができます。人材派遣会社の色が強いようにも思えます。

・インスタグラマー検索をクリックで会員登録
https://myrooster.net/client/member

■ CLOUDCASTING（BIJIN&Co.株式会社）

https://cloudcasting.jp/

モデル、タレント、芸能人のキャスティングならCLOUDCASTING 14500人超のキャストへ仕事依頼や出演依頼が無料で行えます。フリーモデル、インフルエンサー、専門家など、さまざまな分野の才能を持つキャストが登録しています。

・「美人時計」のBIJIN&Co.株式会社（ビジンアンドカンパニー）が運営。
・インフルエンサーだけでなく、モデル？のキャスティングも。
・キャスト検索（会員登録不要）
https://cloudcasting.jp/client/home/search/

３．特化型

■ #foodicle（エッジニア合同会社）

https://foodicle.edgeneer.com/

#foodicle（フーディクル）は料理、食事、ライフスタイルを通してSNSでファンを持つインフルエンサーや、100名以上の料理家・フードコーディネーター・管理栄養士・大食いタレント・食の文化人・ライター・レシピメディアなどを有する、「食」で伝えるインフルエンサーネットワーク。

・「食」に特化したインフルエンサーマーケティングサービス（Instagram以外もアリ）
・インフルエンサーだけでなく、料理家・フードコーディネーターなど食の専門家のネットワークも。
・まずは問合せ
https://foodicle.edgeneer.com/company/

■ Winsta（株式会社クロスリング）

http://winsta.jp/

女性に特化したインスタグラマーネットワーク。ファッション、ビューティー、ライフスタイルなどのカテゴリーで影響力のある女性インスタグラマーとトップブランドをコネクトするためのプラットフォームです。

・女性特化インスタグラマーネットワーク。
・インフルエンサーマーケティングのクロスリング社が運営。
・まずは法人様向け窓口より問合せ
http://info.cross-ring.com/contact-winsta-service

リサーチの参考にした記事11本。

■ インフルエンサーに依頼し、商品を魅力的にPRできた成功事例8選
https://find-model.jp/insta-lab/influencer_guide/

メモ）
・「#PR」のハッシュタグがあり「いいね！数は1000以上」の投稿から8事例を選定。
・他媒体の引用で単価感の記載あり「複数企業に取材すると、案件やフォロワー数、投稿内容によって大きく変わるが、広告費の相場は｢1フォロワー=3〜4円｣｢1フォロワー＝2～3円｣という回答が寄せられた」

■ 【実践編③】企業がインフルエンサーにアプローチ・依頼をする方法
https://martechlab.gaprise.jp/archives/klear/205/

メモ）
・インスタグラマーに直接依頼する時のノウハウ。かなり具体的で参考になりそう。

■ 【プロ直伝】インスタグラムのフォロワーを２ヶ月で３０００も増やせた方法
social-buzz.site/how-to-increase-instagram-followers/

メモ）
・アメリカのWEBマーケティング専門家のニール・パテル氏の方法「フォロワーでないユーザーの写真にいいねをする」の検証あり。
・結果：知らないユーザーの写真をランダムに100いいね → フォロワー6.1人増／投稿写真に27.1いいね
・自動フォローのツール「Autolikes」（約1,000円/月）の使用レポートあり。

■ もっとフォロワーが欲しい！！Instagramでフォロワーを増やす方法5選2018年版！！
https://blog-jp.statusbrew.com/もっとフォロワーが欲しい-ab9fa955603c

メモ）
・以下の5つの方法について記載。小規模事業者向きかも。
１）プロフィールを充実させる。
ポイントは「一貫性」「ターゲットに役立つ情報」
２）「ストーリー」を活用する（検索結果に表示されるから）。
位置情報「ロケーションステッカー」とハッシュタグ「ハッシュタグステッカー」が大事。
人がたくさんいるイベント会場などで位置情報付きで投稿するとか。
３）ビジネスにとって正しいハッシュタグをつける
無関係な大量のハッシュタグはスパム認定される？「シャドーバン」
４）インスタグラム外でPRする。
５）インスタグラム広告に出稿する。

■ 【2019年版】インフルエンサーマーケティングの料金相場と費用対効果
https://marketing.zeroxeed.co.jp/entry/influencer-mkt-cost

メモ）
・単価感の記載あり
「1フォロワーあたりで計算すると3円〜8円程度の金額で行なっているところが多く、平均にすると5円程度」
「代理店はここにコミッション（手数料）を10％〜30％くらいで設定して販売することが多くなっています」

■ 【実践編②】インフルエンサーを見つける方法
https://martechlab.gaprise.jp/archives/klear/188/

メモ）
・Instagramに限定しない「インスフルーエンサー」の探し方。
・「インフルエンサー検索ツール」の紹介あり。

■ インスタグラマーをキャスティング(依頼)する3つの方法とメリット・デメリット
https://find-model.jp/insta-lab/how-to-contact-instagramer/

メモ）
・タイトルにある「依頼する3つの方法」より、インスタグラマー活用の3つの期待効果や活用シーン5パターン、起用時に注意する点などのほうが具体的で役立ちそう。
・企業公式アカウント担当者向け。

■ インスタグラマーを活用する際の7つのチェックリスト
https://www.advertimes.com/20161110/article238165/

メモ）
7つのチェックポイントは以下。具体的な単価感の記載あり。
1.最適な人選か
2.内容に制約はないか
3.ハッシュタグは多すぎないか
4.フォロワーを買っていないか
5.投稿日は適正か
6.ステマにはならないか
7.依頼価格は適正か（「1フォロワー単価1~2円ほどの印象です」）

■ インスタグラマーに企業の宣伝依頼！頼むべきポイントは？
https://social-lab.jp/point_instagramer

メモ）
3つの依頼先（キャスティングの専門企業、広告代理店、インスタグラマーに直接依頼）ごとに整理されている。
・インスタグラマーに宣伝の依頼をする3つの方法
・ 3つの依頼方法別！それぞれのメリットとは？
・ 依頼方法ごとに考えておくべき注意点って？

■ 【インスタグラマー事情】PRのお仕事依頼がされる基準とは？
https://share-discover.com/influencer-marketing-howtogetjob

メモ）
発注側であるマーケティング担当者からみたインスタグラマー選びの3つの基準。単価感の記載あり。
・フォロワー数が1万人以上かどうか
「報酬は1フォロワー×1.0円~1.5円程度になります」
・エンゲージメント率が高いかどうか
「EG率3%以上の人だと質の高いインフルエンサーと言われています」
・普段の投稿の内容

■ 一般人もキャスティングされる！？最近流行りのInstagramerを使ったマーケティングとは！？
https://blog-jp.statusbrew.com/instagramer-marketing-960b0b3b8667

メモ）
・インスタグラマーになりたい人（初心者）向けの記事。
・インスタグラマーのキャスティング代行企業の紹介あり。

以上、Instagramにおけるフォロワー獲得施策の一つである「インスタグラマー活用」についてのメモでした。

ここ数年で、インターネットでのメインストリームはユーザー主導のSNSに変わってきました。
この流れにうまく入っていけるかどうかが、企業のマーケティング活動の成否を分けるポイントになりそうです。

そのためには、単に媒体の一つとして「広告出稿」するだけではなく、企業自体がSNSの中に入って継続的なコミュニケーションを行っていくための「運用体制作り」が重要になるのかもしれませんね。

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