【WEB担当者の課題事例】オウンドメディア：記事制作編

編集部の鶴久です。

当サイトを運営しているディレクターバンク社では、企業のWEB担当者さんやWEBマーケターさんから色いろなお問い合わせをいただきます。

ありがたいことに、お問い合わせから受注に繋がるケースもありますが、残念ながら、予算や競合、実施時期など、さまざまな事情でお蔵入りになった案件もあります。

当記事では、それらのお蔵入りになった商談メモや提案書から、「悩みポイント（課題認識）」と、それ対するディレクターバンクの提案内容を共有してみます（もちろん、お問い合わせ元企業が特定出来ないように、編集を加えてます）。

業界や企業毎に、さまざまな背景はあるものの、意外と似たような課題や悩みを持つ方はいらっしゃるのではないでしょうか？

「あ〜、ウチの会社も同じ状況かも・・」という方のヒントになれば幸いです。

• 都内のテクノロジー系コンサル企業（社員数100名未満）。
• 先進的でニッチなテーマの認知拡大のために、オウンドメディアを立ち上げ。
• オウンドメディアの担当者は1名で、外部ライター（2-3名）の管理をしつつ、担当者自身も取材や記事制作を行ってる。
• 記事本数の追加や集客にも着手したいが、手がまわらない。
• サイト運営上、外部パートナーや関連団体とのコミュニケーションも必須。

コンテンツや運営に一定の型が出来てきたので、自社リソースは企画や事業パートナー連携など上流工程に集中し、コンテンツ制作やサイト管理などの実行タスクは外注化したい。具体的には、以下の工程を検討している。

１．取材記事作成
インタビューやイベント・セミナーのレポート記事を外注化したい。単発ではなく、継続的に記事制作にコミットしてほしい。

２．コラムの進行管理
外部専門家に依頼している寄稿コラムの進行管理を支援してほしい。寄稿者との関係を良好に維持しつつ、スケジュール管理や校正を行ってほしい。

３．WEBキャンペーン推進（イベント・セミナーのWEB集客推進）
月1本ペースで計画しているイベントやセミナーの告知や集客を支援してほしい。サイトやFacebookページを活用した集客施策を一緒に考え、実行してほしい。

１．ライター紹介してほしい、もしくは記事制作をお願いしたい
技術や専門的な内容の理解が早いライターを調達したい。継続的にコミットしてくれることで、取材先との関係性やサイトの状況などの理解を深めた上で記事制作してくれるような人が望ましい。

２．サイトの管理・運営業務を支援してほしい。
当面は、コラムコーナーの進行管理とWEBキャンペーン推進だが、長期的には、サイト全体の管理・運営など様々なタスクに対応出来るような体制を見据えた提案がほしい。

【提案】ライター兼WEBディレクターのアサイン

ライター対応可能なWEBディレクターをアサインし、サイト編集部の業務を幅広く対応出来る体制を構築します。

1. 窓口１本化で御社の管理工数を軽減
2.  担当ディレクターが以下の業務を一括して対応
   1. 支援１）取材記事作成
   2. 支援２）サイト運営支援（コラム進行管理や、原稿校正など含む）
3. 追加タスクやリソース調達にも柔軟に対応
   例）メールマガジン作成〜配信／サイトのトラフィックレポート作成／記事入稿や更新／新規ライター調達／WEB広告などへの出稿管理、など

過去の提案書の中から、抜粋して掲載してみました。同様の課題や悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

今回の記事はオウンドメディア／コンテンツマーケティング事例だったので、ライター系のディレクターのアサインを提案してますが、広告系やinstagramなどSNS系など、同じ「WEBディレクター」と呼ばれる職種でも得意領域はかなり異なっています。「料理人」と言っても「和洋中」で技術や道具が異なる感じに近いかもしれませんね。

ディレクターバンクでは、「オウンドメディア制作」というサービスを提供しています。
WEB担アシストでは、独自のフリーランスのWEBディレクターのネットワークがあり、クライアント企業の課題毎にチーム単位で取り組んでいきます。ちょっと相談してみようかな？と思った方は、お気軽にお問い合わせしてみてください。