Web担当者のためのマーケティング・ノウハウガイド

アフターコロナの消費行動はどう変化する?各社の調査結果まとめ:2020年6月版

2020年6月9日

こんにちは、ディレクターバンクの福田です。
新型コロナウィルスの影響がなかなか収束しませんね。新しい生活様式、ニューノーマルとも言われる私たちの生活はどのようなものなのでしょうか?さらに、Webマーケティングはどんな変革を強いられるのでしょうか?

各社が発表しているアフターコロナ関連の調査リリースのうち、Webマーケティング従事者なら目を通しておきたい調査結果を抜粋してお届けします。今後のマーケティング戦略策定時やオウンドメディアの企画のご参考にどうぞ!

感染拡大前後のネット行動ログから消費者動向実態を調査

  • (コロナ感染予防の対策として)新たにインターネットで購入し始めた商品・サービス等は、収束後もインターネットで購入・契約し続ける傾向が全体的に高い。
  • 健康・節約・動画配信サービスがコロナ影響後のトップトレンドに
  • 収束後にやりたいことトップ3は国内旅行・外食・遊園地へのお出かけ

調査対象:国内の20歳以上の男女25,884人
調査期間:2020年4月30日~同5月7日
発表:株式会社ヴァリューズ(2020年6月3日付)

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約160社のマーケティング担当者に調査

  • コロナ禍で注力するマーケティング活動は、SNSの活用、eコマース、動画活用など新たなコミュニケーションへの投資を強化
  • 「ロイヤルユーザーをしっかり持つ仕組み作り。アンバサダーの発想が必要」など既存顧客やファンの重要性が高まる
  • 「生活者/消費者のオフラインからオンライン化への加速と購買行動の変化への対応」など、消費者の変化に企業もスピード感を持った対応が必要

調査対象:企業のマーケティング責任者・担当者等 159件
調査期間:2020年5月13日~同25日
発表:アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(2020年6月2日付)

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現金も含むすべての消費動向を捉える国内消費動向指数から紐解く!

  • 消費が好調な「スーパー」は一人当たりの消費金額が増加傾向にある
  • 外出自粛に伴って、「EC」と「コンテンツ配信」は消費が伸びているが、伸び方の中身を見ると「EC」は利用者と消費金額が同時に増える一方で、「コンテンツ配信」は利用者数の増加により伸びている。

調査対象:匿名加工されたJCBのクレジットカードの取引データを活用
調査期間:2020年5月1日~同15日
発表:株式会社ジェーシービー/株式会社ナウキャスト(2020年6月2日付)

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デジタル導入が加速し、消費者の購買行動も長期的に大きく変化する見込み

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、

  • より多くの消費者が食料雑貨をオンラインで購入するようになった
  • デジタル活用をより広範に加速させている(「スマートスピーカーやオンラインレコメンデーションアプリ、セルフサービスアプリ、スマート家電、ウェアラブル端末の利用が増えると思う」との回答者多数)

調査対象:世界15カ国の約3,000人の消費者
調査期間:2020年4月2日~同6日
発表:アクセンチュア株式会社(2020年5月4日付)

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コロナウイルスの影響によるSNS活用の変化

  • 女性の82%が今後もネット上で商品購入する機会が増えると回答
  • 最も利用が増えたSNSはInstagram。新しい商品発見をしたSNSとしてもInstagramが最も利用されている。

調査対象:レビューブログ女性会員1,072名
調査期間:2020年5月12日〜同17日
発表:株式会社アイズ(2020年6月2日付)

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新型コロナで変わる利用者の意識とは?

サービスや料金よりも混雑情報や新型コロナ対策を重視。温浴施設を選定するポイントとして、新型コロナウィルス対策(63%)が最も重要に。混雑情報の表示(28%・宣言前と比べて87%増)など求められるサービスに変化。

調査対象:「ニフティ温泉」の利用者2,647人
調査期間:2020年5月15日〜同22日
発表:ニフティライフスタイル株式会社(2020年5月26日付)

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消費者は今企業SNSをどう見ている?

  • 企業の投稿を目にする頻度:27%が「増えた」
  • SNS上の企業プロモーションに対する意識:94%が「肯定的」→生活に大きな影響が出ている消費者が多い中、プロモーションの企画内容や伝えるメッセージについては十分に配慮をする必要がありますが、プロモーションの実施そのものを自粛する必要はないと考えられる。
  • 最も利用されているSNSはTwitter

調査対象:モニプラ会員4,157人
調査期間:2020年4月8日~同12日
発表:アライドアーキテクツ株式会社(2020年4月24日付)

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タイトル

  • 回答した小売事業者の44%が消費者にオンラインでの購入を促している
  • EC利用者は増加傾向。45%が健康や美容分野を含む補充商品を購入。ペット関連商品の購入率も28%と健闘。
  • 衝動買いは“過去の遺物”に

調査対象:EC利用者1,052人
調査期間:2020年4月8日~同12日
調査会社:Digital Commerce360(2020年4月29日付)
日本語訳:ネットショップ担当者フォーラム(2020年5月14日付)

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>リリース原文(英語)はこちら

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