突然Twitter運用担当者に任命された時に決める5つのSNS運用ルール

2019年2月28日

中小企業SNS担当者の方が、突然会社で「Twitter運用担当をお願い」と任命されてしまったら!最初からTwitter運用方法でつまずかないよう、これだけは抑えておきたい5つのTwitter運用マーケティングの基本ルールをお伝えします。

まずは知ろう!国別に見るTwitterの需要

Twitter社が2018年本決算を発表し、創業以来初の黒字化を成し遂げたことはご存知の方も多いと思います。その中でも日本での売り上げはなんと全体の16.7%と、アメリカに次いで2位です。日本ではTwitterの需要が大いにあることが読み取れます。


(参照:Q4 2018 Earnings Report

実際に2018年は弊社でもTwitterマーケティング、Twitter運用の相談が増加傾向となりました。
そこで中小企業WEB担当者の方が、突然会社で「Twitter運用担当をお願い」と任命されてしまった時に、最初から運用方法でつまずかないよう、これだけは抑えておきたい5つのTwitter運用マーケティングの基本をお伝えします。

また、時遅しで、「既に任命され済みです」という方はこちらの記事をご一読ください!

1. 目標となるTwitterのKPI、KGIを設定する

まずはマーケティングの結果を図るための目標指標KPIとKGIを設定します。
Twitterはマーケティングツールであるということを忘れず、このマーケティングからどのような成果を出したいか、事前に指標を設定しておきましょう。
Twitter担当になったからといって、ただ何となくツイートしても、なかなか発見してもらえず結果も見込めません。Twitterの運用はマーケティングツールであるということを忘れず、このマーケティングからどのような成果を出したいか、事前に指標を設定しておきましょう。

TwitterマーケティングにおけるKGI

最終的なマーケティングゴールを設定します。
例)

  • 自社サービス、ブランドの認知の向上
  • 自社サービス、ブランドのファン獲得
  • コンバージョンの向上

TwitterマーケティングにおけるKPI

上記KGIを達成するために必要な数字目標を設定します。
例)

    • リツイート数
    • いいね数
    • フォロー数
    • リーチ数

インプレッション数

2、マーケティングターゲットとなるペルソナを設定する

ツイートの内容を誰に届けたいのか、そのターゲットとなるペルソナを設定します。ペルソナを設定することで、ツイートするべき内容や、方法が変わってきます。ペルソナが興味を持つハッシュタグの活用や、トレンドキーワードを盛り込むなど、ペルソナを設定することで企業Twitterマーケティング担当者がやるべきことが見えてきます。

3、Twitter発信者の立ち位置を設定し、人間味を強める

Twitterはソーシャルメディアの1種であり、ソーシャルメディアとは、人と人とのコミュニケーションです。それにはアカウントから人間味を感じさせなければなりません。それを踏まえて、会社としての誰がツイートを発信しているかが分かるようにしておくと良いでしょう。
思い切って担当者の顔をアイコンにし、発信者が誰かを明確にすることも一つの手段です。そのほうが、無機質で一方的な企業の情報発信ツールになるこを避けることができます。

または、複数名でTwitterを運営するのもありです。社員1人1人が広報担当になることで、様々な角度から情報を発信できます。
数年前にソフトバンク社が社員全員でTwitter運用をした事例は有名な話ですね。

4、運用ルールを決める

1人でアカウントを運用するにしても、複数人で運用するにしても、その運用指針となるルールを作り、マーケティングの目的意識を持つようにします。ルールが明確になっていないと、目的が曖昧になり、成果が出にくくなることや、フォロワーとのコミュニケーションが噛み合わなくなることも考えられます。
何のためにTwitterマーケティングを行うのかを、今一度明文化しておき、マーケティグを行うための運用ルールを設定しましょう。

例)

  • 1週間の投稿数
  • 投稿する時間帯
  • リンク先を掲載する場合の記載ルール
  • ハッシュタグの運用方法
  • リツイートする場合のルール
  • フォローする場合のルール

5、必ず分析を行う

Twitterマーケティングを実施する上で大切なのことは、やりっぱなしではなく、PDCAを回していくことです。
Twitterアナリティクスを活用することで誰でも無料でデータ解析を行うことができます。分析を行うことで次のような解析ができます。

    • フォロワーの属性や特徴
    • プロフィールページの閲覧解析
    • ツイートに対しての反応
    • ツイートの表示数

最後に

Twitter運用は、簡単そうで非常に奥が深いマーケティングです。トランプ大統領やレディガガのように簡単にはいきません。
個人的にはTwitterはデジタルマーケティングの1つではありますが、地道な選挙活動のようなものだと思っています。140文字という少ない情報だからこそ、そこからどんな結果を生み出すか、丁寧な運用と分析が大切です。
まずはTwitter担当者としてできることから、丁寧に実施してみてくださいね。

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Hirao Mie

世界最大級人材サービス会社にてWEBディレクターを9年、その後Global Clients solution事業部にて、本社オランダや、世界各国の同事業部とのコミュニケーション、情報共有、来日時の対応に従事。2人目出産のタイミングで退職し、2012年にフリーランスWEBディレクターとして独立。2017年よりディレクターバンクスタートアップメンバーとして見積もり相場ガイド編集長に。現在は裏方に周りSEO周りを担当。