- 自社のコーポーレートサイトのデザインが古くなっているので、新しいデザインにリニューアルさせたい。
- でも、そんなに予算がないからWeb制作会社に頼まずに、自分たちで何とか見た目だけでも変えたい。
- 今後の情報更新を考えると、コーポーレートサイトをWordPressで構築してみたい。
そんな課題をもたれている、コーポーレートサイトのWeb担当者さん向けに、WordPressテーマでコーポーレートサイトを作るのにおすすめの有償日本語テーマを厳選して8つご紹介いたします。
WordPress無料テーマではなく、有償の日本語テーマを選択するメリット
WordPressでコーポレートサイトを構築、運営する場合、デザイン性だけでなく、以下の点も考慮に入れて日本語テーマを選ぶことをおすすめします。
ココがポイント
- 商用利用可能と明記されているもの(大前提ですが。。)
- 日本語対応がしっかりしているか?(デモサイトが英語でできている場合、一見カッコよく見えるのだけど、日本語で使うとイマイチのものがあるので)
- WordPressのバージョンアップ時のテーマ自体のアップデート対応やセキュリティ対応がどこまでしっかりしているか?
- カスタマイズがどこまで可能か?(無料テーマの場合、カスタマイズ範囲が狭く、多くの人に使われているケースがあるので、似通ったデザインのサイトになりがち)
- レスポンシブ対応(特にスマホ版の見た目もしっかり作られているか?)
- SEO対策済み(基本的なSEO対策にくわえ、特にWebページの表示速度が早いテーマ構造になっているか?)
- サポートがしっかりしているか?
上記の視点で、安心感と自由度とクオリティを考えた場合、有償版のWordPressのテーマを選択するというのは、有力な選択肢のひとつだと思います。
有償のWordPressテーマ(日本語)の価格相場
今回調べたところ、10,000円〜30,000円の範囲で販売されている有償テーマが多かったです。(基本、一度購入すればずっと使えるものがほとんどだと思います。有償テーマによっては、適用するサイト数に制限があるものがあります)
また、今回ご紹介するコーポレートサイトにおすすめの有償テーマ8つの平均値を出すと20,000円といった数字が出ました。
コーポレートサイトにおすすめのWordPressテーマ(日本語)8選!2022年5月版
isotype/日本語の美しさ・読みやすさにこだわったWordPressテーマ
今後の日本語サイトのネオスタンダードとなるであろう日本語Webフォント、Google NotoSansを軽量化して実装。日本語を美しく表示させることにこだわった有料テーマです。
複数のWordPressテーマが販売されていますが、インパクトと美とミニマルを突き詰めた、ビジネスサイトをターゲットとしたフルスクリーンのWordPressテーマ「MAJESTIC+」(価格:27,000円・税込)がコーポレートサイトにはおすすめです。
→ 詳しくはこちら(販売終了)
TCD/国内シェアトップクラスのWordPressテーマの老舗ブランド
累計ユーザー数100,000を超える老舗トップブランド。テーマの種類も豊富で、病院等の医療機関から飲食店、エステサロン、ECサイト等、業態ごとに幅広く提供されています。
コーポーレートサイト向けのテーマとしては、スタイリッシュなコーポレートサイトが作成できるWordPressテーマ「FAKE」(価格:22,800円・税込)が提供されています。
→ 詳しくはこちら
New Standard/Web集客コンサル会社が作った集客に強いWordPressテーマ
インバウンド型のWeb集客会社として実績のある株式会社ninoyaが提供する有償テーマ。(価格:29,700円・税込)
コーポレートサイト向けの利用も可能。WordPress有料テーマでは珍しい「購入前の無料お試し体験」が可能です。初月無料のテクニカルサポートも提供。14日間の無料体験のサービスや、ドメイン・サーバ取得、制作代行等も代行するオプションサービスなども充実しています。
→ 詳しくはこちら
LIQUID PRESS/WordPress公式テーマ
コーポレート/ビジネスサイト用に多言語対応WordPressテーマとして、WordPress公式有料サポートテーマにも登録されているテーマ。(価格:16,280円・税込)プラグイン不要で簡単に多言語コーポレートサイトを構築。インバウンド(訪日外国人)向けサイトとしても活用できます。
→ 詳しくはこちら
THE THOR(ザ・トール)/SEO対策と洗練されたデザインにこだわったWordPressテーマ
「AMP・PWA」「Gzip圧縮・ブラウザキャッシュ」「画像遅延読み込み・CSSファイル非同期読み込み」など、高速表示を実現する最新かつ革新的な技術を多数装備。国内最高水準の高速表示を実現した有償テーマ。
インストール時の「安心メールサポート」がついた「テーマ&サポートプラン(価格:16,280円・税別)」や、高速サーバー・ドメイン・テーマのインストール代行・デザイン初期設定の代行サービスが追加された「らくらくサーバーセットプラン(価格:30,140円・税別)」を提供。
→ 詳しくはこちら
AFFINGER6/SEO対策と豊富なプラグイン機能が売りのWordPressテーマ
SEOに強く、収益を上げることに特化したテンプレートでありながら、豊富なプラグイン機能もあり、コーポレートサイトでも活用するメリットのある有償テーマです。ページ作成する時の細かな演出機能が充実しています。
最新バージョンは「AFFINGER6」(価格:14,800円・税込)」として提供中。
→ 詳しくはこちら
ALPHA2 WordPress Theme/はじめてでも使える多目的WordPressテーマ
複数のデザイン、レイアウトが選択でき、高品質なデザインのサイトを短時間で作成することができるWorPressテーマです。デザインを重視するようなコーポ−レートサイトを簡単に作りたいといったニーズにマッチしそうな有償テーマです。(価格:22,800円・税込)
→ 詳しくはこちら
facade/ホームページやブログに必要な機能がガッツリつまったWorePressテーマ
コーポレートサイトや店舗向けサイトに必要な「お客様の声」「FAQ」「お知らせ」「CTA」「離脱時POPアップ」機能など、必要な機能を盛り込んだWordPressテーマ。特別な知識なしにホームページやブログが作れ、SEOや高速化にも対応した有償テーマです。(価格:17,600円・税込)
→ 詳しくはこちら
まとめ
Webサイトのデザイン制作は、戸建ての家の購入に例えるなら、「Web制作会社にオーダーメイドでお願いする(=注文住宅方式)」、「有償テンプレートを購入して自社サイトに適用する(=建売住宅方式)」の大きく2つに別れるような気がします。
注文住宅は隅々まで自分の好みの家にすることができる一方で、時間とコストがかかります。これに対して、今回のWordPressの有償テーマは、建売り住宅に近いサービスで、長年Webサイトの制作や運営をしてきた制作者の技術やノウハウが詰まったものが多く、リーズナブルです。
それぞれに一長一短があると思いますが、それほどデザインやUXにこだわりがなければ(かつ、社内人材である程度WordPressを操作できるスキルがあれば)、有償テンプレートでカバーできる範囲はかなり広いのではないかな、と個人的には思います。
自社のWebマーケティングの課題や、担当する社内人材のスキルレベルを見極めた上で、Web制作会社にお願いするか、有償テンプレートレベルで対応すべきか、検討していただければと思います。
また、ディレクターバンクでは、Webマーケティング機能が実装された有償のCMS「HubSpot」を活用したコーポレートサイト構築のサポートも手がけています。自社のコーポレートサイトをWordPressで運営していくには機能が足りない、セキュリティ的に不安な方はこちらもおすすめです。