- WordPressを使って、カフェやレストランなどの飲食店用のホームページを新しく立ち上げたい。
- でも、あまり制作費をかけたくないので、Web制作会社に頼まずに、WordPressの飲食店用のテーマを使って、自分たちでホームページを作成したい。
- SEOやスマホユーザー向けデザイン、日本語対応、WordPressのバージョンアップ時のサポート体制のしっかりしたWordPressのテーマを選びたい。
そんな課題をもたれている、飲食店のWeb担当者さん向けに、WordPressで飲食店用のホームページを作るのにおすすめの有償テーマを厳選して8つご紹介いたします。
目次
- 無料ではなく、有償のWordPressテーマを選択するメリット
- 飲食店向けの有償のWordPressテーマの価格相場
- WordPressおすすめ日本語テーマ8選!飲食店編|2022年6月版
- 1.パララックス仕様(視差効果)で高級感あふれるテーマ「AMORE」
- 2.トップページ重視、ファーストビューでユーザーを魅了するテーマ「TENJIKU」
- 3.多くの商品画像を並べるギャラリー機能が特徴のテーマ「SWEETY」
- 4.外国人観光客からのアクセスに対応できる多言語対応テーマ「TOKI」
- 5.無料・無期限・無制限でサポートが充実している「THE THOR(ザ・トール)」
- 6.カレンダー予約機能があり、複数サイトに利用可能な「BEAU」(販売終了)
- 7.高級感あふれるデザインでレストランならそのまま使える「estival」
- 8.バリエーション豊富で値段も手頃なWordPressテーマ販売サイト「CLOUD TEMPLATE」
- まとめ
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無料ではなく、有償のWordPressテーマを選択するメリット
カフェや飲食店など、商用で使用するホームページを構築、運営する場合、デザイン性だけでなく、以下の点も考慮に入れたWordPressのテーマを選ぶことをおすすめします。
ココがポイント
- 商用利用可能と明記されているWordPressテーマ
- 日本語フォントでの表示がしっかりしているもの
- WordPressのバージョンアップ時のテーマ自体のアップデート対応やセキュリティ対応がしっかりしているもの
- カスタマイズの柔軟性
- スマートフォンユーザー向けのデザインや導線設計が充実しているもの
- SEO対策
- 不具合が出た時のサポート体制がしっかりしているか?
上記の視点で、安心感と自由度とクオリティを考えた場合、有償版のWordPressのテーマを選択するというのは、有力な選択肢のひとつだと思います。
飲食店向けの有償のWordPressテーマの価格相場
今回調べたところ、約5,000円〜35,000円の範囲で販売されている有償テーマが多かったです。(基本、一度購入すればずっと使えるものがほとんどだと思います。有償テーマによっては、適用するサイト数に制限があるものがあります)
また、今回ご紹介する飲食店向けのおすすめの有償テーマ8つの平均値を出すと約20,000円といった数字が出ました。
WordPressおすすめ日本語テーマ8選!飲食店編|2022年6月版
1.パララックス仕様(視差効果)で高級感あふれるテーマ「AMORE」
高級ブランドのホームページで、上から下にスクロールするときに画像や文字が異なる速度でアニメーション移動するページをご覧になったことが一度はあるのではないでしょうか。
「AMORE(アモーレ)」(価格:12,980円・税込)はこのような「パララックス(視差効果)」と呼ばれるデザインを専門知識なしで簡単に設定することができます。装飾や配色も自由に変更でき、文字を影つきにしたり文字周りの境界線の色や太さもカスタマイズできることで、細部まで美しさにこだわることができます。
高級レストランのようなイメージでホームページを制作したい方におすすめのテーマになります。
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2.トップページ重視、ファーストビューでユーザーを魅了するテーマ「TENJIKU」
「TENJIKU」(価格:33,800円・税込)の特徴は「自由に作れるトップページ」にあります。コンテンツの順番入れ替えや表示・非表示を簡単に設定でき、お店の特徴に合わせたカスタマイズが可能です。また、ホームページを開いた時のファーストビューは時間がない現代人の関心を引く上で非常に重要なので、ヘッダーやメニュー表示までこだわっています。
また、飲食店用のテーマということで、メニューページを簡単に作成できるようになっており、「ランチ・ディナー」や「すき焼き・しゃぶしゃぶ」のようなコース毎など、お店のメニューに沿ったカスタマイズが可能になります。
さらに、このテーマはスマートフォンからのアクセスに対応するだけでなく、パソコンとスマートフォンで表示する内容を分けることができ、パソコンでは必要だけどスマートフォンでは不要という情報を表示させないことも可能です。
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3.多くの商品画像を並べるギャラリー機能が特徴のテーマ「SWEETY」
「SWEETY(スウィーティー)」(価格:11,980円・税込)の特徴は商品ギャラリー機能を備えていることです。
様々な個別商品の写真を綺麗に並べることができるので、お菓子の販売や、様々なメニューを提供している喫茶店等の飲食店におすすめのテーマです。
また、ブログ機能が標準でついており、商品へのこだわりなどを日々更新すればファンを獲得するきっかけにもなるでしょう。もちろんTwitter、FacebookなどのSNS連携機能もついています。
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4.外国人観光客からのアクセスに対応できる多言語対応テーマ「TOKI」
新型コロナウイルス感染症収束後の外国人観光客増加を見据え、多言語対応にこだわりたいという飲食店におすすめのテーマです。
初期設定では、初めてホームページを訪問すると「ウェルカムページ」が表示され、言語選択画面が表示されます。始めに言語を選択することでユーザーが普段使用している言語でお店のホームページが表示され、どの言語で閲覧しても同じようなアクセス体験が可能です。また、サイト全体がどの言語でも最適な表示ができるようにデザインされています。
価格が安いとは言えない(価格:32,800円・税込)ので、インバウンドに特に注力したいお店向けと言うことができます。
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5.無料・無期限・無制限でサポートが充実している「THE THOR(ザ・トール)」
「THE THOR(ザ・トール)」(価格:16,280円・税込)はサポート重視の方におすすめの有料テーマになります。
このテーマを購入すると初心者でも自分だけのオリジナルデザインをクリックするだけで設定することができ、「デザインの初期設定だけで何日もかかってしまう」ということが起こりません。バージョンアップも無期限無料で可能です。
また、購入後のサポートもインストールマニュアルだけでなく、「無料・無期限・無制限」のメールサポート、インターネット上で質疑応答可能な「会員フォーラム」があり、安心して利用することができます。
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6.カレンダー予約機能があり、複数サイトに利用可能な「BEAU」(販売終了)
「BEAU」(価格:19,800円・税込)はシンプルなデザインで初心者が始めやすいテーマですが、その中のおすすめポイントは「カレンダー予約機能」が購入後すぐに使えるようになっているという点です。
座席や提供数に制限があるメニューを予約制にする場合、ユーザーはインターネット上から予約ができるとその飲食店の利便性に効果的です。ただし、決済機能はありませんので、予約をしていても連絡なしでキャンセルされてしまう可能性があることには注意が必要です。
また、一度購入してしまえば、複数ホームページを開設する場合でも再購入せずに同じテーマを使うことができます。
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7.高級感あふれるデザインでレストランならそのまま使える「estival」
エスティバル株式会社が販売する有料WordPressテーマ「7シリーズ」の中にも「レストラン・飲食店向け」と「コーヒーショップ向け」の有料テーマがあります。(価格:各33,000円・税込)
「レストラン・飲食店向け」テーマは、中級から高級層向けのレストランがイメージされたデザインで、コーポレートカラーをゴールド、英文字は筆記体でデザインされます。
また、「お客様の声」などのページが簡単に作れたり、インストールと設定の代行も依頼でき、ホームページのサーバー情報などを共有するとサンプルサイトと同じサイトをすぐに構築してもらうことができます。
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8.バリエーション豊富で値段も手頃なWordPressテーマ販売サイト「CLOUD TEMPLATE」
多くのデザインを見てもピンとこない、デザインの細かい設定をしたくないけどこだわりたいという方は「CLOUD TEMPLATE」というサイトがおすすめです。
数えきれないほどのデザインから選べますが、イメージカラーがある場合、その色でも絞り込むことができます。興味があるテーマが見つかれば、トップページとサブページのサンプルやデモサイトを確認しましょう。
業種を問わない販売サイトのため、企業ホームページ風のデザインも含まれていますが、飲食店のページとしては、トップに大きな画像を配置できるものが人目を引くかと思います。価格も4,980円(税込)からと手頃です。
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まとめ
カフェやレストランなど、飲食店用のホームページをWordPressで自分で作成する場合、今回特集したような、スマホユーザー向けの導線設計やSEO対策が充実している、飲食店向けのテーマで作成するのが一番の近道になると思います。
また、飲食店の集客については、食べログなどのグルメサイトの他に、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)や、InstagramやTwitterなどのSNSを使った集客がこれからとても大切な集客チャネルになっていくと思われます。
オリジナルで作成したホームページには、これらのSNS集客施策と連携させた情報掲載や、ECやテイクアウトのニーズに応えた導線設計を実現させていくことによって、売上をたてられるホームページに育てていくことは可能だと思いますので、まだホームページをお持ちでない飲食店のオーナーさんは参考にしていただければと思います。
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