デジタルマーケティングを活用したビジネス展開は、もはや業種や企業の大小を問わず一般化しています。そんな中で、その実務や実施後のデータ解析、リード(見込み客)とのコミュニケーションの主役となるのがマーケティングオートメーション(MA)です。
今回はスタートアップ企業や中小企業でも導入しやすい価格と操作性が特徴の『Kairos3』を販売するカイロスマーケティング株式会社・代表取締役の佐宗 大介さんに話を伺いました。
Kairos3の公式サイトはこちら
操作マニュアルは作りません。
私たちは2012年10月から、「Kairos3」をスタートさせました。当時から大切にしてきたのは、お客様目線での開発です。私自身、何かのシステムを操作するときに、いちいちマニュアルを開いて調べたり、その解説内容がすでに古いものになっていたりするとストレスを感じることが多い。それはすべてのお客様に共通する思いだろうと考え、マニュアルがなくてもサクサク使えるシステムの開発をポリシーに据えました。 ましてやMAを実際に操作し、使いこなすべきは、システム担当者ではなく営業や総務といった、いわばデジタルの世界には日頃触れていない層。
そこでKairos3では、例えばマウスオーバーすれば用語の解説が表示されたり、行うべき設定を3ステップでわかりやすくメニュー化したりといった仕組みを構築しました。実際に「パソコンには疎いんだけど、これは私にも使える」という方からのお問い合わせも少なくありません。そのような貴重な意見を用語解説やチュートリアルなどに生かし、進化させています。
国内420万社あると言われる企業が、すべてマーケティング・カンパニーになるためのお手伝いをしたい。その気持ちで「誰でも簡単に使えるMA」を目指しているのです。
MAに取り組む企業や担当者、3つの傾向
これまで業種、規模などさまざまなお客様にご活用いただきましたが、私なりにその層を分析すると、大きく3つに分けることができると思っています。
一つ目は、MAという比較的新しいマーケティングツールに対して「面白そう」と感じ「とりあえず使ってみようか」と考えているお客様。これまでもリードへのメルマガ配信はしてきた、Webサイト上に問い合わせフォームは用意しているという方々で、それを含めた機能が入っているMAをまずは試してみたいというお客様がそれに当たります。
二つ目は、SNS、訪問解析ツール、メルマガ配信などを個別に持ち、それぞれ運営してきたものの、コストや手間を考え、これらを一つにまとめて連携させたいと思っている層があると思います。比較的デジタルやマーケティングのことに詳しい方々といえるでしょう。
三つ目は、「お客様のニーズを把握したうえで提案したい」「お問い合わせをしてくれたお客様に直接営業をかけたい」と思い、最前線で奮闘している営業担当者です。このような方々は、すぐにでもアプローチをかけることができるリードを探していますので、中には「自分で利用料を払ってもいいから使いたい」とか「新規事業なので予算がないが使いたい」という個人名義のお客様からのお申込みもあります。
いずれの層においても「これまで複数のツールを使ってマーケティングを行っていた時よりもコストが下がった」「お客様の動向や効果が数字で見たとき『自分もマーケティングができるようになった』と満足感を感じる」という声を多くいただいています。また実際に「問い合わせ数が8倍になった」「テレアポからの商談数が20倍になった」というコンバージョンの向上がはっきりと現れているお客様も少なくありません。
まずは、5万円で半年使ってみてほしい
ユーザーフレンドリーな仕様と同様にKairos3の特徴となっているのが、導入費に対するハードルの低さです。他社製品と比較してもらうと「Kairos3は安い」と感じる方は多いのではないでしょうか。
大々的な広告展開はしていませんし、すべて内製化による開発をしていますので、それらの点でコスト削減が図られているからかもしれません。 しかしそれ以上に、使う側の予算感を重視した価格設定を行っていることが大きいです。「月額5万円ぐらいで効果を実感できるようなものでないと…」と、私たち自身が感じているということです。そのくらいの投資をして、半年ほど実際に使ったうえで検証することができるのがクラウドを使ったサービスのいいところ。ですから私は決して安いとは思っていません。
申込書の受信を確認してから1〜2営業日でアカウントを発行しますので、非常に早いタイミングでスタートすることができます。また初めての方でもわかりやすいチュートリアルも用意しており、順番に作業を進めれば本格的なデジタルマーケティングが実行できるように組み立てています。
ただ最初からMAのすべてをやってみようと意気込むのではなく、まずはKairos3を使って問い合わせフォームを作るという簡単なところから始めてもらいたいです。そんな感覚でたくさんのお客様に使ってもらい、お問い合わせの数が増えたとか、営業に使えるデータが集計しやすくなったなどの効果が実感できれば、マーケティングにおける次のステップにつながると思います。そのためのモチベーションを起こさせること。それがKairos3の大きな存在価値なのかもしれません。
編集部のまとめ
デジタルマーケティングにおいて、他社に遅れをとらないようにするためには、「とりあえずやってみる」という姿勢が大切。Webマーケティングをなにか特別な取り組みとして捉えるのではなく、例えば問い合わせフォームやメール返信といった基本的な部分をMAでやってみるというところからスタートしてみてもいいのです。
その点で、導入してみて万が一ニーズに合わなかったとしても、それほど大きな痛手を受ける出費にはならないKariros3のコストは魅力的であり、多くの企業にとってメリットの多いMAなのではないでしょうか。
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