動画制作でも全力でPDCAが回せるコスト感!動画マーケティングを支援する動画生成サービス【RICHKA(リチカ)】

2020年7月16日

Webマーケティングでの活用が増えている動画。しかし、制作費用の高さなどから、なかなか本格的な活用に着手できないWeb担当者の話もよく聞きます。そんなマーケティングにおける動画活用の課題を解決するために開発されたのが、カクテルメイク株式会社が提供する動画生成サービスRICHKAです。同社のセールスSec セールスGro マネージャー 山崎孝昌氏に、動画マーケティングの現状と成果をあげる動画のポイント、そしてRICHKAの特徴について伺いました。

マーケティング施策の成果を底上げする動画活用

カクテルメイク-山崎様

Webマーケティングにおける動画活用は急速に進んでいます。動画がもっとも活用されているのが広告の分野で、2年後にはWeb広告の半分を動画コンテンツが占めるようになると言われています。

もともと画像広告を配信していた媒体に動画広告を配信することで、従来の成果の2~3倍の数字が出る事例は珍しくなく、広告の成果を底上げする手段として活用されています。

SNSにおいても、動画コンテンツを投稿することで、いいね数やリツイート数などが増加したり、ランディングページに動画を掲出することで、ページの滞在時間や離脱率が改善したりといった事例もあります。

マーケター視点で「マーケティングゴール達成」のための動画を作る

弊社が提供しているRICHKA(リチカ)は、法人向けに特化した動画生成スマートエンジンとして3年前にリリースしたものです。企業自らが動画を制作して配信できるというツールになります。

開発の背景には、従来の動画活用におけるボトルネックがありました。それはコストと制作時間です。制作会社に動画制作を依頼する場合、一本の動画制作に最低数十万円、さらに制作時間も必要で、最低でも1週間はかかるのが普通です。

一方、Webマーケティングでは、ひとつのコンテンツを使い続けられるスパンがどんどん短くなっています。これは、ユーザーが触れる情報量が増えているためで、極端にいえば、昨日見たコンテンツすらもう飽きられる、忘れられる可能性があります。そんな中、一本の動画制作に数十万円もかけるのは難しい。広告予算よりも制作費のほうが高いという本末転倒なことも起こってしまいます。

そこで、動画制作のコストを抑え、広告予算を担保しながら継続して動画を制作できる、よりマーケティングに即した動画活用のために開発したのがRICHKAです。

マーケティング施策として効果的に動画を活用するには、活用目的と配信先を踏まえた制作が重要です。ユーザーの認知を得たいのか、興味を惹きたいのか、理解を促すのかという目的や、SNS・オウンドメディアサイトなどの配信先によって、適切な長さやキャプション挿入方法が全く異なります。RICHKAでは、そういった目的と配信先に合わせて最適な仕上がりになるよう、目的別・配信先別にフォーマットを500以上用意しています。

これらのフォーマットは、RICHKAを利用して制作される毎月1万本以上の動画の配信データを分析しながら、最適化を目指して追加・アップデートされています。また編集加工の自由度をあえて下げるなどして、「マーケティングゴールの達成」によりフォーカスを絞るような工夫もしています。

動画を効果的にマーケティングに取り入れるためのポイント

RICHKAで制作される動画の用途で一番多いのが動画広告で、次にSNSの投稿用コンテンツや、オウンドメディアなどの記事中に埋め込むという使い方です。ご利用いただく業界業種はさまざまですが、よくあるご相談が2つあります。

ひとつは、集客手法が頭打ちになったというご相談。これまでバナー広告やリスティング広告を運用してきて、費用対効果が分かってきたなかで、もっと集客を増やすための手段として、動画についてご相談いただくことが多いです。

もうひとつは、動画制作のコストや制作時間に課題を感じ、もっと簡単にできる方法を探しているというご相談です。ただこの場合、最終的に何のために動画を使いたいのかということからお話しさせていただくよう心がけています。簡単に作ることが目的化してしまうと成果につながりにくく、コストが下がってもそれを回収できなくなりがちです。

RICHKA利用により成果を上げられた企業様の事例のひとつに、人材系のサービスで、集客手法を伸ばしていきたいとご相談いただいた企業さんの例があります。この企業様は、SNS広告を継続して運用されていたのですが、RICHKAを使って動画広告を運用するようになってから、CV率が数倍に伸びました。

また、某大手外食チェーンさんのSNS活用の事例も印象的です。この企業さんは長年Twitter運用をされていたのですが、動画コンテンツを投稿したことで、同系統の画像の投稿と比べて、平均のエンゲージメント数が約6.5倍になりました。

動画に限らず、どんなクリエイティブにも共通して言えることですが、マーケティングで成果をあげるポイントは、PDCAを回すことです。PDCAを回すことを意識するだけでも、成果が上がる確率は高まるはずです。

制作本数無制限の月額料金だから、PDCAをどんどん回せる

通常のWeb広告やSNS投稿は、クリエイティブを数パターン準備し効果検証をすることが当たり前です。しかし、動画領域では1本あたりの制作費が高く、気軽にPDCAが回せていないという現状がありました。

その課題解決のためRICHKAは月額課金という形態をとり、マーケティング担当者が全力でPDCAを回せるような環境を提供することにしました。

基本は月額20万円~という価格設定で、動画制作本数は無制限です。一般的な動画制作費一本分よりも安い価格で、本数の制限なく動画を制作できることになりますので、すでに動画制作を手がけている企業様であれば、かなりの価値を感じていただけるサービスだと思います。

他にも、動画の知見や人員不足の場合は制作代行などにも対応しておりますので、動画制作で何かお困りのことがあれば、まずはご相談ください。

また、ご契約後のサポートとして、専門のカスタマーサクセス部門を設けており、ご利用開始から早ければ数日以内にキックオフミーティングを実施しています。このミーティングにより、ビジネスゴールとそれに向かったKPIを明確にして、マーケティングで成果を上げるために弊社が提供できるサポートをすり合わせていきます。

編集部のまとめ

Webマーケティングにおける動画活用では、そもそもの目的はマーケティングのはずなのに、目的が動画を制作することになってしまっているケースが少なくないようです。特に、1本いくらという動画制作では、そういった傾向が強いのではないでしょうか。

従来の画像+テキストというコンテンツであれば、Web広告にしろ、SNS投稿にしろ、目標を達成するため、データを分析しながら少しずつ画像やテキストを変え、PDCAを回すということは普通です。しかし動画になると、PDCAを回す余裕がないということが起こりがち。これは、すでに動画を活用している場合、まず見直してほしい点です。これから動画を活用する場合は、目的がずれてしまわないように注意しましょう。

お話にあった通り、動画は目的と配信先により、最適なデザインが異なります。たとえば、イベントやセミナーなどで来場者の興味関心を惹く動画が、Web広告やSNS投稿でも成果が出るとは限りません。Web担当者として動画を活用するならば、そういった、ある意味見た目の「映え」に捉われない動画制作と配信が求められます。

カクテルメイク株式会社

RICHKA

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i.kawamura

山口県出身。王朝文学が好きで研究者を夢見て大学で国文学を専攻するも、方針転換で就職。新卒で入社した会社でネットショップ運営に携わり、カスタマーサポートから商品開発、プロモーションなどを経験。その後、EC業界向けメディアに転職。編集部でメディア運営や業界紙の制作ディレクションを経験した後、フリーのライター・編集者として独立。