こんな課題をお持ちのWebマーケティング担当者向けの記事です
認知獲得や集客を目的として、X(旧Twitter)を運用することを検討している、またはXアカウントを運用しているが思うように効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。
- X運用におけるポイントや戦略をわかりやすく理解できる書籍を知りたい
- より高度なSNS戦略を立てる上で参考になる書籍を知りたい
このような課題をお持ちの方に向けて、この記事では初心者から上級者まで参考になるXおよびSNSに関するおすすめ書籍を10冊ご紹介いたします。
Xマーケティングの概要についてはこちらをご覧ください。
-
-
Xマーケティングとは?:Web担当者向け始め方解説
認知獲得や集客を目的として、X(旧Twitter)を運用することを検討している、またはXアカウントを運用しているが思うように効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事 ...
企業がXアカウントを運用する際は学習が必須
企業公式としてXアカウントの運用を始める際は、事前に運用目的やターゲットなどの戦略を立てることが重要です。
また、自社のアカウントに集客したりフォロワーを獲得するためにはプロフィールに記載する文章やツイートの型など投稿内容を最適化する必要があります。
ノウハウがない企業のSNS担当者は、書籍を購入することで低コストで基本的な知識を習得することができます。
また、既にアカウントを運用している場合でも、認知の獲得に加え、購買行動に繋げるためにX上でマーケティング活動を行う場合は、さらに細かく投稿などを分析し、最適化する必要があります。
この時も専門的な書籍を読むことでSNSマーケティングを強化することができます。
運用代行に依頼せず、自社でノウハウを貯めたい企業にとっては、Xアカウントを運用する際は常に書籍などで学習することをおすすめします。
初級者向けの入門編でおすすめの書籍4選
入門編ではこれからXのアカウント運用を始める、またはXマーケティングを始める企業の経営者やSNS担当者の方向けの参考書籍をご紹介します。
ここで紹介する書籍は1冊読むだけで基本的な操作方法や運用の基本的なテクニックを得ることができたり、SNSマーケティングの基礎知識を習得できます。
世界一やさしい Twitter集客・運用の教科書 1年生
この書籍はTwitter(現在のX)を始めたい中小企業の経営者に向けて、授業形式で1から集客や運用のノウハウを教える本になっています。
アカウントの設定方法のほかユーザーからの反応を得られる投稿のポイント、インフルエンサーマーケティングなどの基礎知識の解説など、筆者がよく受ける質問から書籍を構成しているため、悩みを解決しやすくなっています。
経営者がSNSを運用することには、「経営者の思いをダイレクトに発信できる」という強みがあります。
この本はまずは運用代行や専門人材などに頼らず、自分で運用したい経営者の方におすすめです。
→「世界一やさしいTwitter集客・運用の教科書1年生」はこちら(Amazon)
デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第3版
この書籍は、初心者向けのSNSマーケティング戦略を解説した本になります。
各SNSの特徴などを網羅的に学ぶことができるだけでなく、2023年8月に改訂版として発刊されており、最新のSNSを取り巻く状況や、コンサルティングや運用支援を行なってきた筆者の経験に基づく具体的な事例やノウハウが紹介されています。
企業のSNSを初めて任された担当者の方であれば、基礎知識を網羅的に学ぶことで、自社の運用時だけでなく、運用代行を検討する際にもスムーズに商談を進めることができます。
また、X以外のSNSについても特徴が解説されているので、別のSNSアカウントを運用する際や移行を検討する際にも参考になります。
→「デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第3版」はこちら(Amazon)
Twitter集客のツボ98
この書籍は2021年に発売された書籍のためタイトルが「Twitter」のままですが、今でも使えるテクニックが多く、初心者以外にも、Xアカウントの運用を始めたもののうまくいかない方の再入門にもおすすめです。
筆者は無名の個人アカウントを作成してから300日で3万フォロワーを獲得しており、そこで得たノウハウを元に、現在は企業を対象にしたセミナーやコンサルティング活動を行なっています。
この本ではアカウントを作成する前に3ヶ月の運用計画を作成すること、フォロワー(ファン)を獲得するための具体的な投稿のポイント40個などが詳細に解説されています。
X集客の教科書
この書籍はXで10万人以上のフォロワーを持ち、国内最大級のSNS集客スクールを運営する「もんぐち社長」が書いた本になります。
書籍にはアカウント設計シートやペルソナ設定シートなどアカウント作成前に検討しておくべき情報が多数掲載されています。
また、反応されやすい「鉄板ワード」や投稿の型なども紹介されています。
2023年12月発売のため、特に最新のXの動向を知りたい方におすすめです。
中上級者向けの応用編でおすすめの書籍6選
すでに基本的な操作方法を習得している場合はより具体的なマーケティング手法を学習しましょう。
動画活用、中の人のメリットとデメリット、企業運用におけるクレーム対応などを事例を交えて具体的に学習することができます。
僕らはSNSでモノを買う
SNSは認知獲得だけでなく、SNSで情報を得たユーザーが実際の購買行動につながることも数多くあります。
SNSで自社の情報に触れたユーザーを購買などに繋げるためには様々な方法がありますが、この書籍ではUGC(ユーザーが作成したコンテンツ)から始まる「ULSSAS」という独自のマーケティング法則を使って解説しています。
ULSSASはユーザーがSNSに様々な情報を投稿することをベースとしており、現代の消費行動に基づいた理論になっています。
この本は認知獲得からさらに進んで購買などに繋げたい企業のSNS担当者におすすめです。
元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術
この書籍は「毎日投稿不要」「バズらせ不要」をキャッチコピーとして、Xでも重要な動画を活用したマーケティング手法について解説しています。
Xでは現在、無料アカウントの場合140秒まで、プレミアム登録や認証済み組織の場合は最大120分(Webブラウザ、iOS版)までの動画をアップロードすることができます。
この本ではセールスファネルの考え方を元に、YouTubeやTwitter(X)でどのような動画がユーザーの反応が高くなるか、さらにセールスに繋げることができるかを学ぶことができます。
→「元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術」はこちら(Amazon)
自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方
この書籍ではセガやキングジムなど、企業の公式Xアカウントで実際に「中の人」として活動している担当者の方が、各社の具体的な事例や特別に開催された座談会を通じて、SNSを運用する上での注意点などが書かれています。
Xを運用する上で「中の人同士の交流」はアカウントの活性化の点からも非常に大切で、社内との調整をどのように行なっているかなども非常に役に立ちます。
→「自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方」はこちら(Amazon)
寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」
この書籍は文具メーカー「キングジム」の公式アカウントを担当している「中の人」が、どのようにフォロワーを増やしてきたかが記されている本です。
中の人に指名された時の心境や、アカウントを運用する際に気を付けていたことなどが赤裸々に書かれており、運用担当者として参考になる点が多数あります。
知名度や予算が限られている広報担当者がSNS運用を兼ねる場合には必読の一冊です。
→「寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった『つながる作法』」はこちら(Amazon)
SNSマーケティング7つの鉄則
この書籍はアカウント運用が成功して口コミは増加したものの、思うように自社売上につながっていない方におすすめです。
「中の人」に依存した運用にもリスクがある点を考慮し、UGC(ユーザーが作成するコンテンツ)をどのように活性化させ、購買行動に繋げていくかを重要視した一冊です。
売上に直結させるために必要な鉄則として「アカウントを単体で運用しない」「フォロワー数だけでインフルエンサーを判断しない」など7つの鉄則を紹介しています。
→「SNSマーケティング7つの鉄則」はこちら(Amazon)
小さな会社・お店が知っておきたい SNSの上手な運用ルールとクレーム対応
Xは個人事業主や中小企業でも気軽に始めることができることが大きなメリットであると同時に、認知獲得のツールとしてSNSは必要不可欠なものとなっています。
しかし、担当者の何気ない投稿が炎上することもあれば、トラブル発生の原因になることがあります。
また、自社の運用に何の問題がなくてもトラブルに巻き込まれる可能性もあり、SNSのトラブルが実際のビジネスに影響し、休業などに発展することもあります。
この書籍では中小企業に特化して、SNSの運用ルールやクレーム対応について具体例を織り交ぜながら解説しています。
→「小さな会社・お店が知っておきたい SNSの上手な運用ルールとクレーム対応」はこちら(Amazon)
まとめ
Xは現在多くのユーザーが利用しているSNSであることから、アカウント運用を始める場合でも、基本的な操作方法に困ることはないかも知れません。
しかしXを企業のマーケティングツールとして効果を最大化させるためには、日々の投稿内容だけでなく、プロフィールの書き方、投稿頻度、投稿する時間帯、画像や動画の活用など様々な点を考慮する必要があります。
また、企業アカウントとしての運用ポリシーや炎上時の対応マニュアルも作成する必要があります。
将来的に運用代行を検討される場合でも、今回ご紹介した書籍は皆様のお役に立つと考えております。
ディレクターバンクではSNSの立ち上げから運用代行まで、SNSに詳しいディレクター人材が多数在籍しております。プロフィール設計やコンテンツ設計にお困りの方や思うように成果が得られていない企業の担当者の方はぜひ一度ご相談ください。
InstagramやXなどのSNS運用を経験豊富なディレクターが代行
ディレクターバンク(株)のSNS運用代行は、Instagram、X、LINE、Facebookなど、企業のSNSアカウントの企画、運用業務を、経験豊富なディレクターが代行。御社のファン作り、潜在顧客へのリーチを拡大させます。