こんな課題をお持ちのWebマーケティング担当者向けの記事です
これからWebマーケティングを始めたい、または思うように成果が出ないことに悩んでいてあまり費用をかけずに独学でWebマーケティングを学びたい担当者の以下の課題にお答えする記事です。
- Webマーケティングを書籍で学ぶメリットを知りたい
- Webマーケティングを学べるおすすめ書籍を知りたい
この記事では、Webマーケティングを基礎から学べる書籍や、各施策に関する専門書籍、Webマーケティングを行なう上で参考になるおすすめ書籍を15冊紹介します。
なお、Webマーケティングを独学で学ぶ方法についてはこちらの記事もご覧ください。
目次
書籍でWebマーケティングを学ぶメリット
書籍でWebマーケティングを学ぶメリットは大きく3点あります。
- 体系的に学ぶことができる
- 無料では得られない知識を得ることができる
- いつでも手元に置いて業務の参考にすることができる
体系的に学ぶことができる
書籍でWebマーケティングを学習する場合、書籍のテーマに応じ、Webマーケティング全般やオウンドメディア構築、ランディングページ制作など各施策の詳細などについて体系的に学ぶことができます。
初心者を対象にした書籍も数多く出版されているため、基礎から学びたい方や全体像を捉えたい場合は書籍で学ぶ方法が適しています。
無料では得られない知識を得ることができる
書籍を購入する場合は費用がかかりますが、無料セミナーやYouTube動画などでは公開されていない応用テクニックや詳しい解説を読むことができます。
書籍によっては読者限定特典としてワークシートなどをダウンロードできる書籍もあります。
また、企業の担当者を対象にした有料セミナーに参加するよりも格安なケースも多いため、より安く有益な知識を得たい方に適しています。
いつでも手元に置いて業務の参考にすることができる
書籍を読んで学習する場合、冒頭から自分のペースで読み進めることもできれば、必要な箇所だけ探して読むことも可能です。
さらに、職場に書籍を備えておくことで、いつでも手元に置いて仕事に活用ができるのもメリットと言えるでしょう。
Webマーケティング初心者のおすすめ書籍5選
沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッター ボーンの逆襲―アップデート・エディション
「沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッター ボーンの逆襲―アップデート・エディション」は2015年に出版された同名書籍「沈黙のWebマーケティング」の改訂版になります。
Webマーケターであるボーン氏を主人公にしたマンガ形式と解説のテキストを組み合わせているためWebマーケティング初心者でも読みやすい書籍です。
コンテンツマーケティングからSNS運用まで、Web集客を始めたい企業担当者におすすめです。
→「沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッター ボーンの逆襲―アップデート・エディション」はこちら(Amazon)
マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!
企業のWeb担当者に向けて様々な情報を発信している「Web担当者Forum」で連載されたマンガを書籍化した一冊です。
著者の実体験に基づき、新人マーケター瞳を主人公に1からWebマーケティングを学ぶことができます。
これからWebマーケティングを学びたい人で、マンガ形式を好む方におすすめです。
→「マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!」はこちら(Amazon)
あらゆるネットビジネスの手順・手配方法の手引書 Web制作・運用バイブル 2024
こちらの書籍は、Webサイトでビジネスを始める際に必要なWebサイト制作やその運用に関するバイブル本です。
オウンドメディアやキャンペーンサイトの作り方や第三者にWebサイト制作や運用を委託する時に必要な知識などを解説しています。
Webサイト制作の手順を知りたいWeb担当者におすすめです。
→「あらゆるネットビジネスの手順・手配方法の手引書 Web制作・運用バイブル 2024」はこちら(Amazon)
日本一詳しいWeb集客術「デジタル・マーケティング超入門」
こちらの書籍はデジタル・マーケティングを始めたい企業の担当者に向けた入門書になっています。
筆者が提唱する「デジマ5原則」の内容だけでなく、ランディングページ(LP)作成のコツやコンテンツマーケティングの概要など、Web集客に必要な知識を網羅的に学習することが可能です。
→「日本一詳しいWeb集客術『デジタル・マーケティング超入門』」はこちら(Amazon)
スピードマスター 1時間でわかる ネット広告 超入門
インターネット広告にはバナー広告、リスティング広告、SNS広告など様々な広告があり、課金形式や予算も様々です。
インターネット広告への出稿を検討する場合、運用を外部企業に委託する場合でも、この書籍を一読しネット広告の基礎知識を学んでおくと、打ち合わせがスムーズに進むようになり、効果測定も可能となります。
また、自社に最適な広告手法を検討したい人にもおすすめの一冊です。
→「スピードマスター 1時間でわかる ネット広告 超入門」はこちら(Amazon)
マーケティング理論についてのおすすめ書籍5選
売れるランディングページ改善の法則
1枚のWebページで様々な情報を掲載し、訪問ユーザーをコンバージョンに導く「ランディングページ(LP)」を作成して長期的な成果を出すためには、作成後の改善(LPO)が必須となります。
この本はLPOを強化したい企業の担当者に向けて、なぜLPOが重要か、LPOをする上で必要なリサーチ、各エリアの再設計など、LPOの詳細について解説しています。
→「売れるランディングページ改善の法則」はこちら(Amazon)
はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性
ユーザーがどのような経路で自社のメディアを知り、購入や問い合わせなどのコンバージョンまで行動するかを可視化したものを「カスタマージャーニマップ(CJM)」と呼びます。
CJMの作成は、ターゲットユーザーを深掘りして分析するペルソナ分析と同様に、Webマーケティングにおいて重要な作業です。
この書籍では国内企業1000社、2000人以上が活用したCJM作成のためのワークショップの内容が書籍化されています。
顧客をイメージする際に活用できるペルソナシートなどもダウンロード可能になっているので、併せて活用しましょう。
→「はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性」はこちら(Amazon)
LTV(ライフタイムバリュー)の罠
マーケティングにおいて重要な顧客との長期的な関係構築を通じた「LTV(=ライフタイムバリュー、生涯顧客価値)」の向上は、Webマーケティングにおいても重要な考え方になります。
この書籍ではLTVについてマーケティング担当者が陥りがちなLTVが向上しないボトルネックの状態を解消するための4つの観点を紹介し、LTV向上のヒントを提供しています。
→「LTV(ライフタイムバリュー)の罠」はこちら(Amazon)
BtoBウェブマーケティングの新しい教科書: 営業力を飛躍させる戦略と実践
BtoBビジネスを営む企業にとって、自社のWebサイトに商談へと繋がる可能性の高いユーザーを集めることや効率的に社名やメールアドレスなどのリードを獲得することは非常に重要です。
この書籍はBtoBにおけるWebマーケティングに特化した書籍で、Webサイトのリニューアル、改善の前に必要となるマーケティング戦略の構築から解説した書籍です。
マーケティングにおける自社のステージに合わせた行動指針も紹介されており、BtoBビジネス企業に勤めるマーケティング担当者は読んでおきたい一冊です。
→「BtoBウェブマ-ケティングの新しい教科書: 営業力を飛躍させる戦略と実践」はこちら(Amazon)
ステークホルダーを巻き込みファンをつくる!オウンドメディア進化論
オウンドメディアはBtoB、BtoCを問わず様々なビジネスで活用されています。
この書籍の著者である平山氏は、キリンビール公式noteの立ち上げに携わった同社のコンテンツ企画・コミュニケーション戦略の担当者として、オウンドメディアの役割である「マーケティング的なアプローチ」と「コーポレートコミュニケーション的なアプローチ」双方について知見があります。
キリンビールのオウンドメディア運用方針だけでなく、オウンドメディアが今後果たすべき役割についても考察されており、オウンドメディアを活用したい企業の担当者におすすめの一冊です。
→「ステークホルダーを巻き込みファンをつくる!オウンドメディア進化論」はこちら(Amazon)
Webサイト分析についてのおすすめ書籍2選
いちばんやさしい Googleアナリティクス4 入門教室
こちらの書籍は2020年から提供されているGoogleアナリティクスの最新バージョン「GA4」に関する入門書で、Google認定資格にも対応しています。
GA4はこれまでのユニバーサル・アナリティクス(UA)と比較して大幅に機能や使い方が変化しており、これまでUAを使いこなしていても新たに学習が必要になっています。
Googleアナリティクスを学ぶことで、Webサイトやスマートフォンアプリを分析し、アクセス状況の把握や課題発見に活用することができます。
→「いちばんやさしい Googleアナリティクス4 入門教室」はこちら(Amazon)
コンバージョンを上げるWebデザイン改善集
こちらの書籍は企業のオウンドメディアやLPで、コンバージョンが思うように増えない企業の担当者に向けて、様々な改善案を提案している書籍です。
様々な事例をもとに、Googleアナリティクスやヒートマップツールなどを活用したWebサイト改善方法を習得することができます。
より具体的なサイト改善テクニックや実践的なTipsを知りたい担当者におすすめです。
→「コンバージョンを上げるWebデザイン改善集」はこちら(Amazon)
Webマーケティングのプラットフォーム解説本おすすめ書籍3選
【超完全版】YouTube大全 6ヶ月でチャンネル登録者数を10万人にする方法
近年企業のブランディングやサービス拡販目的でYouTubeを活用する企業が増えています。
この書籍の著者である小山氏がプロデュースしたYouTubeチャンネルの累計チャンネル登録者数は7000万人を突破しており、どのようにYouTubeをチャンネルを運営すれば成功するかのノウハウが数多く掲載されています。
コンセプト設計からサムネイル作成のポイントまで、YouTubeチャンネルを運営する際に必要な知識が凝縮された一冊です。
→「【超完全版】YouTube大全 6ヶ月でチャンネル登録者数を10万人にする方法」はこちら(Amazon)
はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版
こちらの書籍はBtoC企業でLINEをビジネスで活用したい場合に必須の書籍です。
LINE株式会社(現在のLINEヤフー)による公式書籍で、LINE公式アカウントの他、LINE広告やミニアプリサービスまで、企業がアカウントを運営する際に便利な様々な機能について解説しています。
→「はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版」はこちら(Amazon)
訪問しない時代の営業力強化の教科書 営業×マーケティング統合戦略
近年のWebマーケティングでは「MAツール(=マーケティングオートメーションツール)」を活用して、Webやメールなど様々な経路で獲得した見込み顧客を一元管理する企業が増えています。
この書籍では世界的な顧客管理ツールであるSalesforceを活用してどのように企業の営業力とWebマーケティングを掛け合わせるかを紹介しています。
企業のWebサイトを活用したマーケティング活動を通じてリード獲得から商談までを効率的に行ないたい企業や、MAツールに興味がある企業にとって有益な一冊です。
→「訪問しない時代の営業力強化の教科書 営業×マーケティング統合戦略」はこちら(Amazon)
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オウンドメディアの作り方で参考になる本12選:2023年9月版
オウンドメディアをこれから構築する、もしくは既に運用しているWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 オウンドメディアの基礎を書籍で学びたい オウンドメディアの企画や制作、運用にお ...
まとめ
Webマーケティングを書籍で学習する場合、書籍購入に費用はかかるものの、安い金額で知りたい知識を体系的に得ることが可能なことから、初心者にもおすすめの学習方法です。
Webマーケティングを学習する書籍を探す際は、解説が古くなっていることを避けるため、出版年月が新しいものを選んだり、複数の書籍が出版されている場合は口コミの評価が高いものを選ぶと良いでしょう。
最新知識を得たい場合は無料のウェビナーを併用することも有効です。
ディレクターバンクではオウンドメディア、ランディングページ(LP)、SNS運用などWebマーケティングに関する様々な課題解決のお手伝いを行なっております。
また、「BtoB向け」「インスタグラムでキャンペーンを行ないたい企業向け」など、様々なテーマで定期的にウェビナーも開催しておりますので、ご興味がありましたらぜひ弊社のセミナー情報もご確認ください。
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